初期教育段階の色々な豆知識
よくある事案をQ&Aっぽい感じで、ざっくりとまとめてみました。
必ずしも正しいことばかりでは無いと思いますが、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
・友達同士での応募はどうなの?
結論から言いますと。良いです。
私は今まで一度も悪かったことはありませんでした。
むしろ良いことが多く、お互い知った中なので変なことトぶような事は一度もありませんでした。
お互い繋がってるので仕事の進め方での進捗具合も確認しあえるし、いい意味で監視し合ってくれます。
よくイメージしてしまう一緒にサボろうみたいなのも、なりませんでした。
あと最初から一緒に面接とかではなく、
現働いているスタッフが友達を連れてきたい、なんてのも最高です。
これは絶対に歓迎受け入れるべきです。
本当に良い人かは面接して下さいね。
・外国人はどうなの?
関東圏はもうマストなのでなれたものですが、まだまだ不安を抱える店舗は多いのではないでしょうか?
個人的に東南アジアの方はおすすめ。
東南アジアの方のことは聞いたことある方も多いのではと思うのですが、都市伝説などではなく本当に良いです。
今や”日本人より日本語が通じる”と若年世代を揶揄した表現も出てくるほどです。
本当、仕事を作業と取らず”自分の仕事”ときっちり認識して取り組んでくれているのは本当に良いことです。
残念ながら若年世代のクルーに要求するには酷な所があるかもしれませんね。
中国、韓国の方達は色々地域柄などあるようですが、あえて割愛させて頂きます。
・年配の方は?
こちらも大変おすすめです。
やはり元気があり、まだまだ働く意欲というのを持ってらっしゃるのが良いですね。
そして漏れなく責任感というのをしっかり持っていらっしゃるので、可能な作業があるようでしたら積極的に採用すべきだと思います。
シルバー人材センターなるものも、それぞれの市町村にあるので活用と検討してみてはいかがでしょうか。
今は正直、主婦か年配を中心にしたクルー構成が理想ですね。
ひと昔は一流企業に務めるような学生達を青田買いかのごとく採用し、店舗育成に積極的に携わってもらってきました。
今は5人に1人ぐらいの確率で学生はなんの前触れもなくトびます。
信頼できる関係性が築き出しているのにも関わらずです。
勿論5人に4人はそんなことはなく、それこそ5人に1人ぐらいで優秀な人もいるのも事実です。
今の学生事情はそのような感じでリスクが伴いつつあります。
・腐ったみかんどうしてますか?
言い方悪いかもしれませんが、こちらはいつの時代にもいる存在ですが、対処はいつも大変です。
厄介なのは裏の番長になりたいタイプが多いことですね。
この腐ったみかんは初期教育で出現率をグッと下げることが可能です。
不安因子には初期からマウントを取り続けるということになる感じです。
このような表現だといいイメージはないかもしれませんが、
マネージャー自身が普段から指示や指導をしっかりしていると周りのクルーからの頼り感がでます。
その様な雰囲気のあるマネージャーからは出現しません。
スタッフというか、人はよく見てます。
この店チョロいと思われる様な管理者がいると簡単に出現します。
一度出現したら排除が大変です。
当人を排除しても腐ったみかんの思想までの排除は徹底が難しいのです。
出現させない様に監視を続けましょう。
・タメ語と敬語はどう使い分ける?
タレントの影響?マンガ?
良くわかりませんが、敬語を使わないでコミュニケーションを取ることがフランクで馴染みやすいと考える人がいます。
プレイベートでも初対面に近くてこれやられると正直引いてしまうというのが普通だと思います。
ましてや仕事となると、え!? ってなります。
最近はそれに関して、マネジャーや管理者側はスルーすることも多いです。
敬語使えよって案外言いにくいもんなんですよね。
“こっちに対し敬えよ”って言ってるようで、何か心が小さいんじゃないかって思われてしまいそうなんです。
気にすることはありません。
ルールでありマナーだ。敬語を使えです。
ただ
クルー → 社員に 敬語 だけど
社員 → クルーには タメ語!?
の図もどこまで良いのかは難しいところですね。
社員からクルーに対し敬語でももちろん良いとは思いますが、
クルーから社員にタメ語はなんのメリットも生まないので絶対に無くしましょう。
・社員とは別のマネージャーの右腕いますか?
この様なクルー、パートさんがいないと店は本当キツいです。
社員はやはり社員。結局雇用の関係です。
会社のことを思い、会社が良くなる為のことを考える人ってどれ程いますでしょうか?
クルーだって同じだろ。
それもそうなのですが、やはりクルー、特に女性は自分の職場環境が崩れていくのは嫌なものの様です。
色々と健全でいたいものなんです。
この様なクルーやパートさんは是非味方につけて一緒に盛り上げましょう。
この様な味方を増やさないと店舗運営は本当にしんどいです。
普段から親睦は深めてますか?
今後スタッフ(雇用すること)との付き合い方
ここは私心になります。
飲食店は人がいないと稼働しません。
しかし、今の世代とどう付き合っていくか、という問題と向き合わないといけません。
今はなかなかの利己的寄りの世代に思います。
義務と権利のバランスが悪すぎる
パワハラやブラック企業など。
実際に存在する大きな問題だと思います。
ただ辞職は何の弊害がなく実施できます。
駆け込む機関もちゃんとあります。
一方会社側は不当に解雇などは出来ません。
労働者は守られているのです。
勿論これに異議はありません。
ただ、店側は守られなさすぎです。
仮にスタッフが日頃の言動に耐え兼ね、クルーが口裏を合わせ一斉にクルーが来なくなる。
その結果、不法行為として損害賠償が請求された人がどれだけいるのでしょうか?
ほぼ皆無の様に思います。
店側は駆け込む所がないんです。
あるかもしれませんが、意味はなしてません。
今より前は雇用先と雇用側で信頼関係があり、スタッフは“働く義務”と“雇用側としての権利”をバランス良く持っていました。
今は雇用側の権利のみ振りかざす傾向です。
それに対し店は守る盾がありません。
店が守られないと今後の継続は本当に大変なことになると思います。
これからは義務は義務の縛りが必要となると考えます。
決して蟹工船にしたい訳ではありません。
婚前契約のようなもので契約書も労働者側と雇用側でバランスを追求したものにしていきたい所です。
仕事放棄についてや、解雇内容について、減給内容なども。
その代わりに必ず昇給内容、ボーナス内訳の記載もきっちり記載することは必須に思います。
結果、働き方改革が成り立つように思います。
頑張ってもらえる人にはきっちりとしたインセンティブの明記と義務側の明記、あまり馴染みのない契約書に抵抗を感じるかもしれませんが、
お互いの為の理想形のように思います。
これにより今より契約だけの関係性が強くなるかどうかはわかりませんが、
一方的な関係よりかは良い様に思います。
さいごに
長文見ていただいだ方達。
大変感謝いたします。
ほんの少しでも役に立つことがあればと思うと同時に、貴店がより良い方向に向くことを心より祈っております。
少しずつ住みにくくなったなと感じるようになった日本を少しでも前向きにすることができたらと考えます。
バイトが辞めない[オリエンテーション]初期教育の方法や大事なこと①
バイトが辞めない[オリエンテーション]初期教育の方法や大事なこと②
バイトが辞めない[オリエンテーション]初期教育の方法や大事なこと③
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