2025年4月、タウンワークをはじめとするリクルート系の求人媒体が、従来の掲載課金型から「クリック課金型(CPC)」へと完全に移行しました。 その狙いは「より成果に即した料金体系」であるはずでしたが、現場では思わぬ問題が浮上しています。
◆ クリック課金型への移行とは?
これまでの掲載型は「期間+金額」で固定されたシンプルなモデルでした。しかし新体制では、ユーザーが求人広告をクリックするたびに課金される「成果報酬型」へと変わりました。
確かに無駄な出費が減り、応募につながるクリックだけにお金を払える……理論上は理にかなった仕組みです。
◆ クリック単価が700円台?
しかし、実際に設定されているクリック単価は業種やエリアによっては700円以上になることも。
「1件応募が来るまでに最低でも100から200クリックは必要」と仮定すれば、単純計算で1人面接するのに100,000円ほどかかる可能性があります。
1人の採用にこぎつけるのに2,3人の面接は必要です。
要するにアルバイトを1人採用するのに約20マンエンがいります!!
え!?
これでは「飲食・小売・個人経営」のような小規模事業者にとって、
“求人広告に出したいけど手が出ない”
という状況が発生してしまいます。
ドえらいことしてくれましたね〜。
少なくとも私は一切リクルートの有料媒体の利用することはやめました。今後イチミリも使う気はありません。
◆ 費用対効果が極端に不安定に
特にクリックは必ずしも「応募=成果」ではありません。 「ちょっと見てみただけ」のクリックにも課金が発生するため、実質的な応募単価が見えにくくなったという声も多数。
ましてや制作した本人が確認のために本ページを覗こうものなら700円がチャリーン♪
はぁ!?
表示回数が多いだけでクリックされるような目立つ広告枠は、無駄な課金につながりやすい構造になっているともいえます。
◆ 中小企業・個人店が今できることは?
こうした現状に対応するためには、以下のような工夫が求められます:
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LINE応募型の無料求人サービスへの切り替え
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ジモティーやAirワーク、求人ボックスなど定額型や無料プランの活用
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SNSや自社サイトにての自力集客+応募導線整備
求人媒体が「大手向け」にシフトする今、中小の採用活動は多様化と地道な工夫がカギとなる時代に入ったと言えるでしょう。
まとめ
タウンワークのクリック課金型への完全移行は、仕組みとしては理にかなっています。
しかし、そのクリック単価が実情に見合っていない現状では、むしろ利用者の選択肢を狭める結果にもつながりかねません。
本当に“応募に結びつく”媒体とは何か──今、改めて考える時期に来ています。