グルメサイトを見直したい人、変更を検討している人、自店を確認して頂きながら一緒に考えていきましょう。
そもそも一番良いとは何なのか…
コスパなのか、閲覧している人が多いところなのか、流入経路など、色々な視点からみていきたいと思います。
掲載するメリットって一番は何?
グルメサイトを利用する事のゴールはやはり集客でしょう。
たくさんの人に見てもらい、来店してもらう。
掲載費用は極力おさえたい。以上。
ですかね。
ただこの件、紐解いていくと単に集客するための費用対効果を比べだけという訳では無さそうなんです。
表題のグルメサイトには実は独自の強みや志向があって、複数のグルメサイトをうまく織り交ぜながら利用するのもアリだと思っています。
●クーポンから拡がり、クーポンといえばホットペッパーでした。
今やネット予約の代名詞的存在。
こちらはとにかく予算がかかる割に閲覧数はそこまで多くはない。
年齢層に偏りがある(若い人が多い)高いので検索するも上位店舗の顔ぶれが同じ。
最近はクーポンの流れにないなど、なかなかネガティブ要素が多いです。
良い点としては、ページが見やすい。
検索がしやすい。
ネット予約流入はしやすい(しかし予約台帳システムとの連動はレストランボードのみで鎖国化しそう)
●言わずと知れた口コミグルメサイトの食べログ。
色々な問題もあり、紆余曲折あったが閲覧数の多さはいまだに健在。
最近は同じ口コミのgoogleMAPとかち合い減少傾向。
食べログの評価の制度は飲食店側からすると、あまり納得できることも少なくgoogleの方が評判は良い印象。
最近ネット予約に成果報酬を付与し、不満が溢れている。
正直、少し迷走模様にみえる。
●地域の特集、まとめサイト風のRetty。
「新宿で人気のカフェ20選!」など[地域]と[ジャンル]で検索をかけた時、上位に表示されていることが強み。
有料会員になれば、その20選の中に入れてもらえる。
他方から訪れた人たちに抜群の効果をもたらす。
新規を獲得しやすくネット予約などのシステムなども非常に柔軟。
ただ利用方法が”Rettyで店を発見”→”詳細を他サイトで検索”→”予約”の流れ、なので直接の流入効果はわかりずらい。
新規のお客層が多いのでマナー面で疑問に感じる客層が増加する傾向。
費用対は良い印象。
●地図から、口コミから、ワード検索からの流入が可能なgoogleMAP。
グルメサイトではないが、地図アプリからの検索力は今最も大きなツールの一つになったといえます。
流入用途の間口が広く、閲覧人口も良い上にそこからの来店の確率も比較的高い(店の評価による)
お金がかからず、他サイトのリンクも貼る事ができ、目当てのサイトに流入をすることが可能。
googleMAP口コミをおすすめをすることが出来る。
こちらも参考に 良いお客さんや、ファンを増やすことが可能。
手間だが、コストパフォーマンスは最高といえる。
●ぐるなび
全飲食店の味方といったニュアンス。
サービスや価格はかなり店側を考慮したシステムになっている。
一つ課題なのは社員のグレードアップかもしれない。
私は不愉快な思いはしたことはないが、もどかしい思いしかしたが事ない。
HP作成のシステムも一向にやり易くはならないし、いまだにデザインはダサい。
他企業が簡単に成し得ていることを常に2ランク下あたりで仕上げている。
会社として不器用な点は多いが、コスト、閲覧数、サービスは言うまでもないし、何よりそれを保持してくれている。
飲食店をやるならおさえてて良いサービスなのは間違いない。
各社のメリット、デメリット
・ホットペッパー
メリット:
リクルートとして色々なサービス(レジ、シフト管理、台帳システム、経理システムetc)を付けた総合的なサービスを提供している。
上記のようなシステムを色々と便利に連携させたいなら大幅アップデートがある2020年春以降検討して良いと思う。
デメリット:
リクルート独自のシステムで確立してしまうため、若干鎖国的な立場に立たされそうです。
ネット予約連携サービスも独自のみで行うよう(他連携は排除)。
2020年の変更でどのような影響が出るかは分からないが、今の所ネガティブな内容しか見えてこない。
・食べログ
メリット:
費用対はトントン。
口コミの点数が高ければ相乗効果が見込める、サイト作成は簡単で閲覧も見やすい。
営業担当が基本代理店なので良い会社とマッチすれば色々と手助けがある。
口コミ評価が高い店は有料会員を検討しても良い。
デメリット:
ネット予約は成果報酬がかかる、諸々理由より今後、減衰傾向に感じる。
・Retty
メリット:
“地元の人じゃ無い客層”の見込みが高い。
新学期、大型連休、年末年始などでも大いに発揮。
費用対は比較的高め。
今後もまだ安定した流入が見込める。
ネット予約のシステムも良い。
Retty掲載の競合店が少ないなら費用対は良い。
近隣にイベント会場やホテルなどあれば、また存分に発揮する。
デメリット:
客層が乱れる(良し悪し)、流入が分かりにくく成果がみにくい。
・googleマップ
メリット:
無料なので手を加えない理由が無い。
ネット予約のサイトを設定できる。
口コミは食べログと違い比較的高め設定なのが嬉しい、口コミのうながしもやり易い。
デメリット:
さくら口コミをやってしましがちですが絶対に分かるのでやめたほうが良い。
・ぐるなび
メリット:
加入して損はない。
コスパ抜群。基本会員で全然ok。
ネット予約も積極参加するべき。
デメリット:
営業担当が来店し中身の無い話や無駄に膨大な資料とか、結局要点のわからない内容..
そんな無駄話に付き合う必要があるかもしれない。
サイト作成システムの仕様の分かりにくさにも相まって、もどかしい思いはお付き合い頂く必要がある。
しかしサイトを作り、オートメーション化させれば非常に良いツールです。
現状のコスパ
一番安いプランでコスパ(費用対効果)の良いと思われる順番を簡単に記載すると
1.Googleマップ(無料)
2.ぐるなび
3.Retty≧食べログ=ホットペッパー
といった所でしょうか。
総括、グルメサイト掲載で集客を検討なら..
Googleマップ+ぐるなび+(自店にあった他サイト)
がベストのように思います。
サボテンの経験則。時代もグルメサイトも常に流動的
常に時代にマッチした方法が良いですよね。
昨今は間違いなくネット予約が主流です。
以下参考ページ
ネット予約には電話と違った手間や、成果報酬という経費があります。
そのような手間やコストを踏まえたベストな体制が一番良いように思います。
成果報酬は驚くほどしんどいシステムです。
参考にして頂き検討してみてください。
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