[エアレジ]
[スマレジ]
[ユビレジ]
[ポスタス]
の4社をサボテンが本気で体験、見積もりして分かった各社の強み、弱み、向き不向きを紹介。
ちなみに、結果サボテンはいくつかの機器は実際に導入しました。
そもそもタブレットレジの良い所って何?値段は安そうだけど、いろいろ不安がある。
・導入費用が非常に安い
最初に検討する動機はここですね。
スーパーに置いている様な機器はとにかく高い100〜150万ほどします。え!?ってなる。
ものの10年ほど稼働させてガタつき修理を依頼すると出張費は高いは部品代も高い。
何より10年過ぎると「この機種はもう作って無い、部品無い」もういいですってなる。
ちなみにタブレットレジのレジスター機の価格は
“キャッシュドロア”と”レシートプリンター”で
セパレートや一体型があるが概ね合わせて¥50000程。
・修理費、端末費が安い
基本レジとハンディの2システム(アプリ)に別れており、基本レジアプリは無料。
ハンディを導入すると有料(概ね¥10000/月)という流れがほとんど。
しかし予算はほぼシステム代で、端末代は業務用と考えるとそこまで高くない。
以前のタイプの修理代で新しい機種では端末が新調出来る。
どうにも壊れて使えないとなると購入すれば良いという流れ。
ただ端末も古くなるとOSがついて来なくなるため壊れなくても買い替えはいつかは当然きます。
けど安い。
・色々なアプリと連動することが可能でまさに次世代レジ
結局システムをくっつけるだけなので対応してると凄いカスタマイズが可能です。
クレジットや電子マネーアプリ、財務会計アプリ。
そのあたりの強み弱みは各社で違いがあります。
・ハンディが馴染みのスマートフォンなのでスタッフも抵抗感が無い
こちらもいい。
見やすく扱いやすいので特に若い世代には馴染みが早い。
初日で把握するスタッフもざらに居ます。
・新メニュー導入が楽、分析ページも見やすい
直感的な仕様なのでハンディにメニュー登録や分析のページも見やすくかなり楽。
いろいろ細かい所まで履歴がシステムに残るため、ジャーナル用紙の保管の必要が無く、店舗側も会計部署も非常に助かる。
タブレットレジ4社の分析
AirREGI/エアレジ [リクルート]
知名度NO.1
仕様は最低限をしっかり抑えて、予算もほどほど、外部アプリ(内部も充実)の連携もなかなか良い。
システムの仕様をまめに向上させているのも印象が良い。
飲食店に特化した仕様とまではいかないかもしれないが、ハンディを利用しないならこの一択とも思える。
ハンディ利用は有料なので、他会社と比較は必ずしておくべき。
機材やシステムは安めだが不具合が少なく色々と及第点なのが良い。
スマレジ
タブレットレジのさきがけ的存在。
スタッフ目線のハンディやレジの仕様は素晴らしいシステム。
きめ細かいサポート、バックアップ、周辺機器の連携を考えるとトップレベルのシステム構築をしている。
PLまで作成が可能なのだ。
その分色々と割高なのは否めない。
キッチンプリンターなど他と比べほぼ倍近い予算を計上している。
しかしモノがいいので安心、安全重視。
少しの不安感も感じたくないならココ。
ちなみにタブレットを客席に置くセルフオーダーシステムも付与が可能。
ユビレジ
タブレットレジを最初に広めた会社。
会社の規模的にまだ大きくは無いようで東京でしか触る事はできない。
しかしお試しで1ヶ月自由に体験出来る。
試して見るとわかるが細かな設定内容に感動すら覚える。
飲食店に特化させて考えられている模様。
デザインの物足りなさは愛嬌。使いやすければそれでよし。
機材、システムなどの予算は抑えめだが、サポートなど諸々と不安要素は否めない。
個人店レベルでは十分に活躍してくれる、価格が年々上がっていってるようだが、ここが他と同価格帯となれば強みはグッと薄れる。
ポスタス [ぐるなび/USEN共同]
ここもiPadを各テーブルに配置したセルフオーダーシステムの活用が可能。
使い方によっては非常に良いシステム。
大きい店舗、人材不足、飲み放題の多い店舗などにウケが良いようだ。
ただハンディの使い勝手はあまり良くなく、サボテンも諦めるほどでした。
システム料もネック。
スマレジほどの予算はかけたく無いが、セルフオーダーを導入したい店舗向けという感じです。
ただハンディを使いたいというには予算面、仕様面で厳しさがある印象。
サボテンの経験則。とにかく体験しないと一切分からない。
ハンディの操作感が各社少しずつ違うんです。
ほんのちょっとの差で使いやすさには大差が。
・細かい設定、ハンディなどいらない→エアレジ
・予算度外視、全てを完璧に→スマレジ
・予算を抑えた、程よい感じのレジ→ユビレジ
・セルフオーダーの導入→ポスタス
予算が決まればあとはハンディの使用感。そこに尽きます。