【次亜塩素酸水】生成器ジアポケットと既製品(生成済商品)を徹底比較

次亜塩素酸水の生成器ジアポケットとは

家庭用レベルですが、ちゃんとした次亜塩素酸水が作れる機器が¥10,000程で購入できます。
生成器も複数種類があり、おおむね水と塩だけで次亜塩素酸水が作れると謳われております。
ことジアポケットは正式に次亜塩素酸水の生成が可能と明記しております。
誤解を生むわけではございませんが類似品で次亜塩素酸水と明記していない機器もあります。


次亜塩素酸水を生成するのをピンときていない方もいらっしゃると思いますので実際に生成する作業をお伝えしますと、

既定のビンに水を入れ、既定のスプーン(小さじ程)にサラサラの食塩をすり切り水の中に入れます。
そのビンを既定の機械(電動歯ブラシの充電器ほどの大きさ)にセットしてスイッチをonします。
するとビンの底からブクブク泡が立ちます。
ちょうど3分したら自動で電源が切れ、完成です。

匂いを嗅ぐとツンとするハイターっぽい次亜塩素酸水特有の匂いがします。

ジアポケットはキャップがスプレータイプになっており、完成と同時にスプレーとして使用が出来、大変便利です。


次亜塩素酸水の既製品(生成済商品)の種類

私が色々購入したのは世界で初めて次亜塩素酸水を商品として売り出した会社さん。
次亜塩素酸水と噴霧器(超音波式加湿器)を同時に販売されてる商品。
以前より介護施設や飲食店に卸されている商品。

以上を買いあさり試してみました。

一点気を付ける所があるのですが、それは濃度です。

普段スプレーなどにして使う濃度は50ppmです。
逆に言えば50ppmより薄い濃度の商品は無いと思います。

私が購入したのは500ppmや4000ppm、200ppmとまあ見事にバラバラです。
どれも間違ってもなく、悪いわけでは無いので誤解のありませんよう…

50ppmに薄めてスプレーなどに入れて使ってください。
ただし、ここで絶対的な注意点。

透明なスプレー容器など紫外線のあたる容器へ移したり、保管場所も日のあたる所で管理しないようにして下さい。

中が見えないタイプの容器に入れたり、冷暗所で保管しないと次亜塩素酸水はすぐにただの塩水と化します。


次亜塩素酸水の既製品と生成器ジアポケットは何をもって比べる?

次亜塩素酸水の効果をおさらいすると…

メリットとして、食品添加物として認められている安心安全なものでありながら、除菌消臭効果がある。
アルコールとは違い、手荒れも起こさず、口に入っても問題ない上、子供やペットにも安心して使用ができる。
殺菌力はインフルエンザA型の菌に対しても不活性化が認められたデータがある(漂白剤,ハイターより殺菌力が高い)

デメリットとしては、効果の持続性が弱く生成器の物は半日〜1日で効果が半減。
既存製品(生成済)は1週間~1ヶ月程と言われている(商品毎に記載が無い)


さて、殺菌効果が全くもって素人では判断出来ません…
ですので、消臭力で感覚的に判断したいと思います。
ハンデの無いよう、納品したて、生成したてで判断。

実施内容は一日付けたマスクに噴霧し、吹き付けた1時間後と一晩たった後のダブルチェックで判断。

結構白黒で判断出来たので簡潔にお伝えします。
ジアポケット生成器 / ◎
既製500ppm / ◯
既製4000ppm / △
既成200ppm / △
番外:アルコール(パストリーゼ) / ◯

以上です

次亜塩素酸水のコスパ、効力など総括

結局一長一短と言いますか、万能は無いということでしょうか。

生成器での生成したて次亜塩素酸水の消臭力が圧倒的でした。
圧倒的に良かったのですが、能力の持続性が半日〜1日ですので多少の面倒さが懸念されます。
そこをはぶけば、圧倒的な効力です。

保存は効く上、万能だが値段が高いアルコールのパフォーマンスも流石です。
他社の既存品は薄めてスプレーにするだけでお手軽ではあり、保存も多少は効くのでしょうが、デメリットでもある効力の持続性について何も記載が無いのです。(効力期間の記載)
そのあたりで信頼を得るのには多少時間がかかるのではという個人的な感想があります。

昨今の騒動で次亜塩素酸水の知名度が上がっているこの機会ですので、丁寧な商品訴求をしていって頂きたいと感じます。

個人的には多少面倒でもコスパや効力が抜群な生成器を当分使用していこうかなと思います。